自分がどう対処すればいいかだけ考える
人にどう思われるかとか、人にこうなって欲しいとか、余計な事を考えすぎると思う。
もちろん、危害を加えられて、相手が変わるしか自分は救われないとしか思えないこと
もある。
それでも、自分の受け止め方とか、解釈を変えることでダメージを最小限に抑えつつ、
事態を好転させていくことは出来る。
例えば、相手が刃物を持ち出して脅してくるとしよう。赤の他人なら警察を呼べば
いいが、身内の場合は警察沙汰は避けたい。
刃物を持ち出すような相手を変えようとしても、正気じゃないからうまくいかない。
変えてやろうと思って関わっても、変わってくれるのは聞く耳を持った変わる準備
の出来てる人だけであり、そうでない人は逆に抵抗するようになってしまう。
そして、変えてやろうとすることに気を取られてしまうと、自分の心が乱されて
適切に対処できないし、変わらない相手に失望し、イライラと無力感に苛まれて
しまう。
自分が出来る範囲で最善と思える対応することだけに集中した方がいい。
とりあえず、ここはこれ以上正気を失わないようになだめて、冷静になるのを待つ。
落ち着くまでは、刃物を持っていることを許容する。
充分に落ち着いたら(数日かかかるかもしれないが)、我が身を振り返らせて、
バカなことをしたと実感してもらう。
何度も繰り返されるかもしれないが、その度に効果的な心理アプローチを見つけて
試してみればいい。
長期戦で骨が折れるが、心理ゲームと割り切って楽しもう!