イヤな疲れといい疲れ
生きていると、まあ疲れる。
辛いことは疲れるに決まってるが、楽しいことでも度が過ぎると疲れるものだ。
一番イヤな疲れは、会社で無駄な作業が発生して振り回されて疲れることだ。
どんなに作業を頑張ってやって問題解決しても、それで報酬がアップすることは無い。
そんな時は自分に言い聞かせて一人納得し、自己肯定感を上げるしかない。
「今回は難題を乗り越えて、胆力と問題解決力が付いた。次回はもっと楽にこなせるだろうし、今回以上の難題でも乗り越えられるだろう。」と。
実際、問題が頻発するとイヤになるものだが、ちょっとやそっとじゃガタつかないメンタルが欲しいなら、問題にぶち当たって解決していくしかない。
会社で問題ばかりだと疲れるから、わざわざ自分から問題を拾う必用は無いが、逃げられないやらざるを得ない問題なら、腹をくくって乗り越えた後の成長をイメージして、無心に取り組もう。
それにしても、会社で問題解決しても自分の成長を実感できず、無駄な苦労でしかないと思えることも少なくない。
なぜなら、会社で問題解決できても、それは単に業務をこなせるだけのことで、独立して自由に生きる力(集客力や情報発信力等)は全然身につかないからだ。
会社でサラリーマンとしてやっていく能力と、自由業としてやっていく能力は違うから分けて考えないと、脱サラは難しいだろう。
今は会社で業務をこなすばかりで疲れ果て、独立して自由に生きる力(集客力や情報発信力等)を身に付けるための活動ができない状況だ。
やはりサラリーマンのかたわら、副業的に自由業をやっていくのはキャパオーバーになってしまい難しい。
脱サラして家賃収入で食いつなぎながら、自由業の能力を身に付けるのが現実的だと思う。
ところで、同じ疲れるのでも、DIYの疲れは嫌いじゃない。
気を使うような人間関係は無いし、よけいなことを考えずに没頭できるし、報酬アップにも繋がるから。
壁紙を張る等延々とした単純作業も多いが、自分でデザインを考え、工程を組み立てて、費用対効果を考えてやっていくことに達成感を覚える。
作業ペースも納期に追われることはないから、マイペースで進められてストレスが無い。
築古物件はリフォーム箇所が膨大にあるが、一つずつ手を付けていけばいいから、マルチタスクを求められない。
これが、会社だと割り込みで仕事が入ってきてマルチタスクになるから精神疲労してしまうのだ。
自分のやり方が認められず、会社や世間に合わせなければならず、非効率なのもいちいち気に食わなくて葛藤して疲れる。
コロナで無駄が減っていくかと思われたが、保守的で安全第一のサラリーマンは自分からは変わらない。
サラリーマンはトップダウンでしか変われない生き物だ。